桜、映える「上田城」(日本100名城 No.27) 日本100名城を制覇した私「ことはじめ」がご紹介。お城、城下町、観光を楽しみましょう!

上田城(日本100名城No.27)

桜がよく似合うお城、上田城。一瞬で輝きはかなく散っていく様は、真田幸村を彷彿させる。でも、意外な秘密が…。そんな上田城をご紹介!

スケッチギャラリー

特徴・ヒストリー

上田城といえば、真田氏の印象が強いですが、現在みられる遺構は、仙石氏により大改修されたものです。
真田昌幸・幸村(信繁)親子に何度も煮え湯を飲まされた徳川家康。幸村の兄「信之」の功績により、真田氏は徳川の世でも生き残りますが、煮え湯を飲まされた地「上田城」は徹底的に破壊され、仙石氏の手により大改修が行われたという経緯があります。

関ヶ原の戦いの際、昌幸、幸村は西軍(豊臣方)に、信之は東軍(家康)側につき、お家の存続を図ります。
江戸時代に入ると、信之は松代城(日本100名城No.26)へ移り、代わりに小諸城(日本100名城No.28)から、仙石忠政が移ってきます。忠政は後に、津山城(日本100名城No.67)へと移っていきます。

日本100名城を巡っていると、大名の移封により、各地がつながっているのが見えてきてます。その土地の文化に、ほかの地の文化が融合し新たな文化が築かれていく歴史が見えてくる。横のつながりが見えてくると、新しい発見があり面白いですね。

どこにある?

所在地

長野県上田市

グーグルマップ

アクセス

上田駅(JR・しなの鉄道・上田電鉄別所線併設)から徒歩12分。

スタンプはどこで押す?

スタンプ

日本100名城No.27上田城スタンプ

設置場所

日本城郭協会の一覧によると、下記の2か所がスタンプ設置場所になっています。
櫓内のスタンプ置き場は廃止されています。

上田市立博物館

上田市立博物館
上田市立博物館とその収蔵品、上田城と歴代の上田城主を紹介するホームページです。収蔵品160点あまりを高解像度画像で公開し...

上田市観光会館

うえだトリップなび | 信州上田観光協会
長野県信州上田観光協会公式サイト。上田城をはじめとする観光スポット、宿泊施設、地元グルメなどの観光情報や、コンベンション...

お城の見どころは?

ギャラリー

城内マップ

東虎口櫓門は見応え十分。二の丸橋から来て最初飛び込む光景に圧倒されます。

門に向かって右側「北櫓」の石垣にひときわ大きい石「真田石」が組み込まれています。見てびっくり! でも、知らないと見落とします。ぜひ見ておきましょう。

門を入ると、真正面に真田神社、奥に西櫓、右に本丸跡があります。
上田城は、二度にわたり徳川の大軍を退けた不落城。「落ちない」城の神社。合格祈願には最適です。私も合格祈願のお守りを買いました!

お堀に沿ってぜひ一周しましょう! 桜の季節は圧巻です!

日本100名城No.27上田城(上田城マップ)

出典「上田城」(上田市役所観光課) (URLは下記参照) (R4年6月7日に掲載)

https://nagano-ueda.gr.jp/uedajo/about.html

別名

尼ヶ渕城、伊勢崎城、松尾城、真田城

城地種類

平城

築城者

真田昌幸

築城年代

天正11年(1563年)

代表藩主

真田氏、仙石氏、松平(藤井)氏

主な遺構

北櫓、南櫓、西櫓、石垣、堀

周辺には何がある?

観光マップ

日本100名城No.27上田城(歩こう信州上田城下町まちなか散策マップ)

出典「歩こう信州上田城下町のまちなか散策マップ」(上田市役所観光課)(R4年6月7日に掲載)
(URL) 歩こう信州上田城下町_中面 (city.ueda.nagano.jp) 

上田藩主居館跡

家康にとって、二度も煮え湯を飲まされた上田城の存在は脅威。関ヶ原の戦い後、「信之」は許しましたが、上田城は取り壊されました。そこで、藩主「信之」はここに居館を構えました。
表門とその両脇に続く土塀、濠が今に残り、当時の面影を偲ばせます。現在は上田高等学校の敷地となっています。

池波正太郎真田太平記館

真田といえば、池波正太郎いういぐらい感化されていた私。是が非でも行くぞと、意気込んで行ったのに休館。あまりのショックに帰りの足が重くなったのを思い出します。

◆池波正太郎真田太平記館◆ - 上田市ホームページ

柳町

上田城を見たら、柳町まで足を延ばしましょう。戦国の世に生まれた城下町。古き時代の面影を残す町並みが残っています。

上田城の城下町 北国街道柳町【公式】 | 信州上田 古き街並みの残る北国街道上田宿 柳町通りへようこそ
信州上田 古き街並みの残る北国街道上田宿 柳町通りへようこそ

おすすめの本

真田太平記

真田家の歴史ついては、池波正太郎氏の「真田太平記」が名作。読み始めたら止まらず、真田の世界に引き込まれていきました。真田といえば、真田昌幸・幸村(信繁)の活躍がクローズアップされますが、この小説では幸村の兄「信之」がいかに家康の信頼を得て、真田の家を守ったのかという点にスポットを当てています。
信之ほど優秀ではありませんが、私も宗家の長男として悩んでいた時にこの小説に出会い、共感してのめり込んでいったことを思い出します。
また、この小説では、「お江」という「くノ一」を中心に忍者の暗躍もあり、色っぽさもありと、十分楽しめる小説となっていますよ。ぜひ一度、読んでみてください。

センゴク

真田家の後に上田城の城主となった仙石忠政。「センゴク」は、忠政の父「仙石権兵衛秀久」の生涯を描いた人気漫画です。「週刊ヤングマガジン」(講談社)に連載されていました。
仙石権兵衛は、信長、秀吉、家康に仕えた戦国武将。秀吉のもとで大出世を遂げ、讃岐10万石を拝領する大名となります。しかし、九州攻めで功を焦り大失敗、改易処分なってしまいました。その後、小田原の役で家康に陣借りをし、功を立てて小諸城主に返り咲きました。その後も、徳川家康、秀忠の信頼を得て、円熟味を増してていきます。
出世と失敗、挽回を繰り返し、戦国の世を生き抜いた男の生涯はワクワクします。

名物・銘菓

みすゞ飴

上田市を代表する銘菓。「杏子・桃・林檎・梅・葡萄・三宝柑(蜜柑科の柑橘類)」の6種類。鮮やかな色合いの可愛らしい和風ゼリー菓子です。
上田駅からすぐのところにある「みすゞ飴本舗 飯島商店 上田本店」。お店も素敵なので、ぜひ行かれることをオススメします。

★ スタンプ帳のご紹介はこちら ★

日本100名城
スポンサーリンク
ことはじめ

経営・財務コンサルタント。
産業カウンセラー。NLPマスタープラクティショナー。人事・組織コンサルタント
旅行好き、戦国の歴史好き。百名城を制覇。戦国ヒストリーコンダクター、お城コンダクター。
自炊、お弁当作りに奮闘中。

ツイートしています。左上のQRコードを読み取り、お楽しみください。

なお、当メディアは、Amazonのアソシエイトとして、適格販売により収入を得ています。

ことはじめをフォローする
タイトルとURLをコピーしました